一から調べるウェディング

数年交際をしていたお相手と、結婚の運びとなりました。

うちの両親は地方ですし、先方の御両親は当人同士に任せるとのことで何もわからないまま二人で様々な段取りを決めていくことになりました。

こういった時、都会は年配の身内が近くに居ないので何もかも一から調べることになります。

なにせ両家の顔合わせの席に此方が家族書や親族書と言われても二人とも、「はぁ?それなに?」良いう感じでした。

まあ、そこは現代っ子という事でネットでウエディングのランキングを見ながら近場の式場をリストアップしたりしてなんとか挙式の予定も決まったのですが、招待状の文面にも苦慮します。

なにせ、数年盆暮れにも帰省しなかったので突然です。

式は都内の式場に決まりましたのでうちの田舎の親戚をこちらに呼ぶことになります。

その辺も、結婚式のテンプレートサイトなどを使ってなんとか仕上げました。

こういったウェディング情報の便利サイトが充実しているという事は私たちのように、必死になって調べものをしている若者がたくさんいるんでしょう。

かつては家と家との結びつきを重んじて、交際中から両家を行き来しての『そろそろ結婚ですか』というタイミングも計れたと思いますが、現代の若いカップルはいきなり結婚式の日取りありきで、いつまでに何をするかという話が逆算的に進んでいくパターンが多いのではないかと思いました。