局舎

会社のIT部門が専用サーバー室を作る事になったのですが、社屋にちょうど良いサイズの空き室が無い事と、もしつくるとしたら必要面積の倍の大きなの部屋になってしまう事、そうなると空調などのコストが無駄になり、インフラ整備的にも良い位置ではない事などたくさんの問題がありました。

それを一気に解決できたのが、会社がアウトソーシングしていた貸し倉庫の会社です。

いわゆるデータセンター用のコンテナ局舎を扱っていて、それを社屋のインフラ引き込み口となっている北側の空き地に設置する事で大幅なコストダウンを図れることがわかりました。

収納するのはラックマウントのサーバー機器とロードバランサーですが、専用の局舎セットがあるそうで会社の土地に通信設備があり、その真横にドッキングする形で置かれることになりました。

局舎組立はとても速く、運ばれてきたコンテナに固定工事を施して、機械を搬入するだけでした。

空調と光ケーブルが引き込まれてものの数日で社内データセンターの完成です。

IT部門の係長の同期は、社内にデータセンターが出来る事で、今までクラウドでは扱えなかったビッグデータを使ったシステム開発ができると意気込んでいます。

私からするとIT部門の人達は特に変わらず社内のパソコンで作業をしているのですが、今回立てた局舎内のサーバーをコントロールしているのだそうです。