アパレルの素材の話
最近は暖かくなってきたので、春夏の新しいお洋服が着たくなります。
でも、会社に来ていく服って迷いますよね。オフィスカジュアルという言葉も流行っていますが、お仕事の種類や職場の雰囲気によっても許容される範囲はまちまちです。
今年意識して購入したアイテムと言えば、通勤バックを大口のトートに変えたくらいで後はトレンチコードくらいですね。
私はアパレルブランドに勤めていた事がありますので未だに業界紙などをチェックしていますが、人気で顧客満足度の高い、「すごく良かった!使える!」「こればっかり着てます!」という服飾アイテムに共通しているのは、光沢があり、皺になりにくい素材でできているということです。
具体的に挙げると、シルク、キュプラ、上質なレーヨンやリヨセルあたりでしょうか。
綿の配合が高いものは若い方が着るとカジュアルになりやすいですし、麻の配合の高いものはどうしても皺になりやすいです。
その反面、シルク等の上質な素材は着るだけできちんとして見える上、皺ができても皺とりスプレーやリネンウォーター等ですぐに直すことができます。
革製品は流行とは別のラインで考えないといけないので念のためこのポストでは省いています。
そうとはいえ、上質な素材を使ったお洋服はどうしてもお値段が張ります。
なかなか手が出ないという方は、できるだけ麻や綿を避け、ポリエステルやナイロンなどの安価な素材でも良いものはあるので、購入する前に軽く握って(あくまでも軽く、常識の範囲内で)みて皺にならないか確かめてみると良いでしょう。